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アフィリエイトの税金について詳しく書かれているブログです。  事業所得、雑所得、青色申告、確定申告、事業税、法人成り・・・アフィリエイトで法人化した場合の法人税など。 法人化で節税したい方必見!!

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楽天ポイントの経理の仕方


青色申告の場合、複式簿記による記帳が必要になってきます。

ポイントによる収入の場合は、少し独特な仕訳を利用した方が便利です。


まず、ポイントによる収入ですが、売掛金としてしまうと、現金の売上と混ざってしまい、後々面倒になってきます。


そこで、「預け金」という科目を使用します。


ポイント収入が確定した場合の仕訳

預け金 / 売上高


ポイントで経費となるものを購入した場合の仕訳

消耗品など / 預け金


ポイントで個人的なものを購入したときの仕訳

事業主貸 / 預け金


ポイントを手数料を支払い現金に換える場合の仕訳

現金      / 預け金
支払手数料など / 預け金


預け金を使用せずに、売掛金を使用しても構いませんが、補助科目を使って、ポイントや楽天ポイントに分けておいた方がよいでしょう。


上記は個人事業の場合の仕訳となります。法人の場合は、また異なる処理が必要になります。

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アフィリエイトの税率


アフィリエイトの税率は、どのくらいでしょうか?

アフィリエイトの税率と言っても、アフィリエイトだから特別に税率が違うという訳ではなく、

アフィリエイトの事業所得か雑所得を他の所得と合算して

所得税の税率を乗じることになります。


たとえば、アフィリエイトを副業で行っているサラリーマンの場合は、アフィリエイト収入の他に、サラリーマンとしての給与所得が発生していますので、その所得と合算してから、下の表に当てはめて税率を乗じることになります。


所得税の速算表
課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円超 40% 2,796,000円



注意としては、所得が増えれば段階ごとに税率が高くなっていきます。

195万円を超えたら、所得の全額に対する税率が10%になるとうわけではなく、
いくら稼いでも195万円以下の部分については5%となります。


この他に、住民税が10%発生します。

住民税は若干計算の仕方が異なり、さらに自治体によっても変わってきますが、おおよその金額は同じなので、所得に10%と考えておき、納税資金は確保しておきましょう。



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給与所得の計算方法

給与所得とは、サラリーマンやパート、アルバイトさんの場合、給与や賞与などの所得を言います。

給与所得の金額は、給与の収入金額ではありません。


給与所得の計算式は、

収入金額 - 給与所得控除額

となっています。

経費を使わなくても、「給与所得控除額」というものが収入金額から控除できます。


給与所得控除額の金額は、下記の表に当てはめて計算します。

金額が大きくなれば、給与所得控除額の金額は減っていく計算構造になっており、

低収入の方が、割合的には多めに控除できるようになっています。

給与等の収入金額
(給与所得の源泉徴収票の支払金額)
給与所得控除額
1,800,000円以下 収入金額×40%
650,000円未満の場合 650,000円
1,800,000円超 3,600,000円以下 収入金額×30% +  180,000円
3,600,000円超 6,600,000円以下 収入金額×20% +  540,000円
6,600,000円超 10,000,000円以下 収入金額×10% + 1,200,000円
10,000,000円超  収入金額× 5% + 1,700,000円


例えば、給与の額面が500万円の場合、上記表に当てはめると給与所得控除額は、

500万円 × 20% + 54万円 = 154万円

となり、給与所得の金額は、

500万円 - 154万円 = 346万円となります。



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法人化のメリット 給与所得

法人化のメリットの1つとして、事業所得から給与所得へ所得が変わることがよく挙げられます。

事業所得は、「収入金額 - 必要経費」で計算します。

一方、給与所得は、「収入金額 - 給与所得控除額」と計算します。


何が違うのか、よく分からない人の方が多いと思いますが、法人化した場合のケースを簡単に書くと、


今まで個人で収入金額、必要経費としていたものは、全て法人の収入金額、必要経費として、法人の利益を計算します。

個人の事業所得はなくなります。


そして、法人の利益には、法人税がかかります。

法人税は、「収入金額 - 必要経費」に対してかかります。(厳密には違います。)


これは、個人事業の時の事業所得の計算式と同じですね。

個人事業の時と違うのは、個人への給与が必要経費になる ということです。


個人のときよりも、給与の分、必要経費が増えます。

「収入金額 - 必要経費」が0であれば、法人税は0です。(7万円程の地方税均等割は発生します。)

そのため、法人税が0になるように、自分へ給与を支払います。


事業は法人で行うので、個人の方では、事業所得はなくなり、給与所得を受けることになるのですが、

給与所得は、経費を使わなくても給与所得控除額を収入金額から控除する事が出来ます。


法人化した時のイメージとしては、

給与所得控除額の分、経費が増える感じです。

個人の所得を計算式にしてみると、「収入金額 - 必要経費 - 給与所得控除額」のようなイメージです。

個人の所得が減れば所得税が減ります。

所得が減れば、住民税も減りますし、社会保険料も減ります。

法人化には、他にもメリット・デメリットがありますが、また徐々に書いていきます。

法人化した時の税額を試算してみる



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青色申告の特典

アフィリエイトの所得が、事業所得に該当する場合、

管轄の税務署に届出をすることで、青色申告を選択することができます。

ただし、青色申告の適用を受けるには、複式簿記による記帳して保存しなければなりませんので、注意してください。


ちなみに雑所得の場合は、青色申告は選択できません。


青色申告には様々な特典がありますが、代表的なものを紹介しておきます。


・青色申告特別控除
 アフィリエイトの事業所得から65万円を控除することができます。


・青色事業専従者給与
 配偶者やその他の親族にたいして、適正な範囲内で給与を支払うことができます。ただし、金額などを記載した届け出が必要です。


・赤字の3年間繰り越し
 マイナスだった場合、赤字を翌年以後3年にわたって繰り越すことができます。

・30万円未満の資産の経費計上
 30万円未満の資産を購入した時に、使用した年に一括で経費にすることができます。減価償却しなくて済みます。(白色は10万円未満)


・推計課税の禁止
 青色申告を行うという事は、きちんとした帳簿等を保存していることを前提としているため、税務調査の際に、帳簿書類に基づいて調査が行われます。
 白色の場合は、だいたいこの位だろうといった、推計課税が行われることがあります。


他にも特典がありますが、アフィリエイトで青色申告をするのであれば、とりあえずこんなところを知っておけば問題ないでしょう。



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